リノベーション事例Renovation Case

#43

新たな暮らしを思い描きながらつくる
住む人に合わせて変化する住まい

宮城県仙台市
住居者構成：家族（大人２人）
物件種別：マンション
Taste / SIMPLE

元々お住まいだった築30年のマンションをリノベーションしたお施主様ご夫婦。
細かく区切られた間取りに不満を抱えていたため、思い切って大幅な間取りの変更を決断されました。
内装に合わせて選んだインテリアがよく馴染む空間は、これから始まる新たな暮らしを彩ってくれるはずです。

『リノベーションのきっかけ』

元々このマンションにお住まいだったお施主様ご夫婦。築30年の住まいは、ライフスタイルの変化と共に使い勝手が悪い部分が少しずつ出てきていました。
2LDKの間取りは、それぞれの部屋が壁や扉で区切られており収納も少なかったために不便さを感じていたと言います。
また、壁付けのキッチンはスペース自体がコンパクトだったことに加えて、収納がほとんどなかったため散らかりがちになっていたのだとか。
そこで今回、開放的な居住スペースと新しい水廻りの設備を手に入れるべくリノベーションをすることになりました。

『不満をすべて解消するために』

お施主様からのご要望は大きく分けて2つ。
1つ目は「余計な壁をつくらずに大きな空間を確保したい」というもの。
そしてもう1つは「キッチンやお風呂などの水廻り設備を新しくしたい」というものでした。
以前の住まいは空間ごとに壁で区切られていたため、今回のリノベーションではフレキシブルに変化が出来る住まいを希望していました。
また、収納が十分に確保できる対面キッチンを取り入れ、さらにウォークインクローゼットも設けて部屋同士を行き来しやすい空間にしたいと考えていました。

以前のマンション。
元々のリビングと洋室を繋げて、ゆったりとした空間を設けた。

『壁を作らず間取りをつくる…？』

今回、お施主様とリノベーション担当者共にいちばんこだわった部分が「間取り」です。
圧迫感がなく空間を広々と使えるよう、LDKと寝室を壁ではなくバーチカルブラインドで仕切るようにしました。
また、キッチンの場所を移動したことによる配管の兼ね合いで床が上がってしまう分、ぎりぎりまで天井の高さを上げるようにしました。
デザイン面では、ブラックチェリーの床をベースに扉やインテリアの色味をそろえて選定し、シンプルながらも、落ち着きとまとまりのある空間に仕上がりました。

寝室スペース。
開放的なLDK空間。

『お施主様からの感想』

お施主様からは「マンションの室内のリフォームだったので、いろいろ制限があると心配していましたが、それらの確認も対応していただき希望の床材を使用してリフォームができ大変感謝しています。呆然としたリフォームのイメージを具体的にひとつひとつ選択し、決定していくのに根気よくお付き合いをいただいたのは大変だったと思います。自然に近い素材で統一感のある室内と、床材の足触りに毎日満足して過ごしています。イメージ通りに仕上げげていただき、ありがとうございました。」との感想を頂きました。
住まいについて長年の不満や、どうすればいいか分からないという悩みは、少なからず誰しもが抱えていると思います。自分だけで解決しようとせずに、周りの人を巻き込んで解決してくことが、理想の暮らしを叶える近道になるはずです。